国連総会（UNGA）において、太平洋地域の指導者たちは世界の意思決定を形成し、影響を与えるため、太平洋地域の優先事項である気候変動対策と資金調達、海洋ガバナンス、地域の安全保障、人間中心の開発などを最大限にアピールすることを目指している。ソロモン諸島の首相であり、太平洋諸島フォーラム（PIF）のManele議長は、9月23日から29日まで開催される第80回国連総会（UNGA80）において、PIFのWaqa事務局長の支援を受けて、当地域の取組みを統括する。太平洋地域の指導者たちは、Guterres国連事務総長との年次対話にも臨む予定である。PIF事務局のニュースリリースの中で、Waqa事務局長は「UNGA80は太平洋の声を聞き、耳を傾けるための極めて重要な機会である。UNGA80は、数十年にわたる世界的な舞台での太平洋の主張を基礎とし、気候変動対策と野心に関する地域主導の解決策を推進する上で、ブルー・パシフィックの指導力を確固たるものにするものだ。」と述べている。今年の国連総会のテーマは、「Better together（共に良くなろう）平和、開発、人権のための80年とこれから」である。（Radio New Zealand/SEP22, 2025）

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/573725/pacific-leaders-to-advance-regional-priorities-at-united-nations-general-assembly