パプアニューギニア(PNG)の首都ポートモレスビーには、独立記念日の夜明けを迎えるため、現地時間9月17日火曜日の早朝5時に数千人が集まった。PNGの豊かな文化の多様性を象徴するように、国中の学生がそれぞれの言語で国歌を歌い、愛国心に満ちた空気に包まれた。Waiganiの独立記念丘では、Marape首相が満員の観衆を前に基調演説を行った。Marape首相は各国からの要人を前に、祝辞を述べ、Niugini島の6万年の歴史を振り返り、古代の移住が多様な人々をニウギニ島にもたらしたことを称え、「私たちは古代の民族です。西部高地のKukは世界最古の農業遺跡です。私たちの島々や太平洋全域で発見されたLapitaの土器は、私たちの古代の遺産の証です。」と述べた。ポートモレスビーでは、独立記念の丘からPNG国防軍が独自の祝賀行事を行ったMurray Barracksまで、あらゆる主要な場所が群衆で埋め尽くされた。市内には、PNGの建国50周年を見届けようと、太平洋地域内外から高官や指導者が集まってきた。一般の人々も祝賀ムードであふれそれぞれの形で50周年を祝った。ソーシャルメディアは、ダンス、パレード、コミュニティの集まりを紹介する写真やビデオであふれかえり、全国的な祝祭のほんの一端を垣間見ることができた。独立から50年、この祝典はPNGの歴史上最大のものであり、国中に広がる大規模な祝賀行事であり、誇りと未来への希望で国民を団結させるものだともいえる。(Radio New Zealand/SEP16, 2025)
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建国50周年を祝う(パプアニューギニア)
2025.09.22