Bezos地球基金は、12の国と地域の海洋保護活動を支援するため、3700万米ドル強の助成金を発表した。アマゾンの創業者でアメリカの大富豪Bezos氏が所有するこの基金は、自然保護と気候変動への取り組みを目的とした慈善活動である。この資金により、ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアの国や地域の計画やプロジェクトが推進される。これは、Bezos地球基金の1億ドルのコミットメントの一部であり、太平洋諸島の海洋保護を支援するものである。また、2030年までに自国の水域の100%を持続的に管理し、少なくとも30%を保護するという、太平洋のリーダーたちの「Unlocking Blue Pacific Prosperity」(UBPP)イニシアティブを後押しするものでもある。Bezos地球基金によると、この助成金で支援されるすべてのプロジェクトは、太平洋共同体(SPC)の地域的調整のもと、各国政府と地元のリーダーによって共同設計され、現在進行中のプロジェクトは、新たな保護、より強力な執行、持続可能な資金メカニズムを通じて、835,000平方マイル(216万km²)以上の海洋を保護することになるという。(Radio New Zealand/SEP17, 2025)
太平洋地域
【環境・気候変動】
太平洋主導の海洋保護活動に大幅な資金援助(太平洋諸島)
2025.09.22