フランスの太平洋海外領土( Overseas Countries and Territories (OCTs)仏領ポリネシア、ニューカレドニア、ウォリス・フツナ)は、3億ユーロ(5億9,000万NZドル)の欧州連合(EU)太平洋地域支援パッケージの一部として、約3,600万ユーロ(7,000万NZドル)を受け取った。このパッケージは、2021年から2027年までのEUのグローバル・ゲートウェイ・プログラムの下で署名されたもので、海洋、気候変動、環境、持続可能なエネルギー、水、衛生、グッドガバナンス、農業、インフラ、民間部門の貿易の分野をカバーするよう設計されている。9月5日、フィジーで開催されたEU・太平洋ビジネスフォーラムで発表を行ったEUのSíkela国際パートナーシップ担当委員は、このパッケージは「EUと太平洋地域との間で過去最大級の投資案件」であると述べた。Sikeal氏は、太平洋諸島フォーラムのWaqa事務局長と、気候変動への耐性関連の協力からデジタル接続に至るまで、EU太平洋地域の協力のさらなる強化に関するハイレベル協議を行った。Shikela氏は、「これらのプロジェクトは、太平洋地域のコミュニティに具体的な利益をもたらすと同時に、欧州にも新たな機会をもたらす。これこそが我々の協力の特徴であり、長期的でウィンウィンの関係であり、対等なパートナーシップに基づくものである。」と述べた。このEUパッケージの恩恵を受ける太平洋諸国には、フィジー、パプアニューギニア、トンガ、ソロモン諸島、東ティモール、バヌアツ、ツバル、キリバスなども含まれる。(Radio New Zealand/SEP11, 2025)
ニューカレドニア
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
EUが数百万ドルの太平洋援助パッケージを発表(仏領ポリネシア、ニューカレドニア等の仏領)
2025.09.12