ソロモン諸島が来月ホニアラで太平洋諸島フォーラム年次首脳会議を開催する際、パラオは太平洋諸島フォーラム(PIF)の対話パートナーを除外するというソロモン諸島の決定を「尊重」するとした。ソロモン諸島のManele首相はPIF加盟国に書簡を送り、中国、米国、台湾を含むパートナーを来月の会合から制限する動きを示唆していた。これに関して、パラオ大統領府が「パラオは、ホスト国ソロモン諸島がパートナーとの対話を2026年に延期するという決定を認め、尊重する」との声明を発表した。Whipps Jr.大統領は、「パラオは、ソロモンが2026年に開催される第55回太平洋諸島フォーラムの次期ホスト国として、パートナーとの対話を延期するという提案を支持する。私たちは、それがフォーラムとそのメンバーに新しいパートナーシップと相互関与体制の継続的な見直しを充分に実施するために最低限必要な時間を与え、すべてのパートナーとの関係が戦略的で、統一され、青い太平洋大陸のための2050年戦略に沿ったものとなると信じている。」と言及した。この声明は、Whipps Jr大統領が台湾のホニアラ会議への参加について、自身の立場を二転三転させたことを受けてのものである。RNZ Pacificは、フィジーのスバにあるPIF事務局とソロモン諸島政府にコメントを求めた。ソロモン諸島政府は 「この件に関して、多くのメディアから問い合わせを受けている。明確性と一貫性を確保するため、それぞれの問い合わせに個別に回答するのではなく、記者会見や公式の報道声明を通じて、包括的な最新情報を提供する予定である。」としている。(Radio New Zealand/AUG07)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/569165/palau-backs-solomon-islands-move-to-exclude-pacific-islands-forum-partner-talks-until-2026
パラオ
【経済・社会動向】
太平洋諸島フォーラム・パートナー会合を2026年まで見送るソロモン諸島の動きを支持(パラオ)
2025.08.12