ニューカレドニアの人口は、2019年に271,400人であったが、2025年4月および5月に実施された最新の国勢調査によると、264,596人になったことが明らかとなった。約7,000人(6,811人)の人口減少について、フランス国立統計機関INSEEの国勢調査主任であるGrouthier氏は、「人口の自然のバランス(期間中の出生と死亡の差)が11,000人以上(出生数の方が死亡数よりも多かった)にもかかわらず、人口純移動のバランスは18,000人のマイナスを示した」と述べている。これは、14人の死者と20億ユーロ以上の損害をもたらした2024年5月に発生した暴動後、ニューカレドニアから去る人たちが急増していることが要因であると示唆され続けている。最新の人口統計は、3つの県の公的援助の配分に関するさらなる計算の基盤となるだけでなく、公共インフラの改修や建設に関する計画の基盤となるため、不可欠なデータと位置づけられている。また、2026年3月に実施される市町村選挙や同年末に実施される県知事選挙など、今後の選挙にも活用される予定となっている。(Radio New Zealand/JUL31, 2025)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/568424/new-caledonia-s-population-drops-to-below-265-000-census-reveals
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
人口減少が国勢調査で明らかとなる(ニューカレドニア)
2025.08.05