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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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インド系フィジー人「太平洋諸島民」分類を求める声(ニュージーランド)

ニュージーランドのインド系フィジー人コミュニティは、太平洋諸島民(パシフィカ)として公式に認められていないことに不満を抱いている。1879年5月14日、522人の労働者の第一陣が、労働輸送船Leonidas号でフィジーに到着した。1879年から1916年の間に、強制労働の制度下で、6万人以上の男女と子供がフィジーに連れてこられた。今週は、インド・カルカッタから契約労働者が出発して、フィジーに最初に到着した日から、146周年を迎える。現在、インド系フィジー人はフィジー人口の33%を占めている。フィジーは太平洋の一部であるが、インド系フィジー人はニュージーランドでは太平洋の人々として分類されていない。ニュージーランドでのインド系フィジー人の人口は10万人を超えている。そして、フィジー系インド人の99パーセントはインドに行ったことがなく、インドとのつながりもない。それでも、ニュージーランドにおいてインド系フィジー人の民族分類に関する話し合いは、膠着状態が継続している。そのことに不満を抱くインド系の人々は少なくない。フィジーのRabuka首相はRNZ Pacificに対し、フィジーに関する限り、インド系フィジー人はフィジー人であると語っている。Rabuka首相は団結を呼びかけ、「団結と平和が私たちを良い未来へと導いてくれることを知るために、私たちは長い間一緒にやってきた。」として、和解の道を進める重要性を強調している。(Radio New Zealand/MAY15, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/560956/fijian-indians-in-nz-not-giving-up-on-pasifika-classification-battle