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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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米国からの資金調達ミッション(太平洋諸島フォーラム)

太平洋諸島フォーラム(PIF)の議長トンガのエケ首相とワンガ事務局長は今週、太平洋レジリエンス施設(PRF)の資金調達を確保するため、ハイレベルミッションを主導して訪米している。PRFは、太平洋諸国が所有し主導する地域基金であり、PIF加盟国が気候変動適応、災害対策、早期災害対応プロジェクトのための資金調達を支援するために設立された。PIFの声明によると、このミッションは、今年3月にトンガで開催されたPIF経済大臣特別会合で、PRF設立協定(条約)が承認されたことを受けたものだという。トンガのエケ首相は、「このミッションが太平洋地域の独自の課題に適合し関連する革新的な資金調達と投資の機会を推進する取り組みを重視して行われている。」と述べた。また、ワンガ氏は、このミッションは2050年戦略「ブルー・パシフィック・コンティネント」の下で、首脳たちの共同ビジョンを推進する上で重要であるとし、「COP28(2023年)からCOP29(2024年)までの間に、約1億5000万USDを調達した。私たちは、2026年のCOP31までにPRFの資本金目標である5億ドルに達するため、残りの3億5,000万ドルを調達するための支援を動員することに尽力している。」と述べた。PIF事務局は、PRF条約を9月にソロモン諸島で開催されるPIF首脳会議で首脳たちに提示し、署名を求める予定となっている。その後、2025年末までに批准書を寄託するよう求めるとしている。(Radio New Zealand/APR23, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/558902/pacific-islands-forum-mission-in-washington-seeking-funding-for-resilience-facility