昨年末に発足したエケ首相率いるトンガ政府は、首都ヌクアロファで初の国家開発サミット会議を開催している。この会議は4日間にわたって開催され、トンガ国民が過去10年間（2015年～2025年）の国家発展の進捗状況に関する対話に参画し、また、先を見越した戦略（2026年～2036年）の開発を支援することを目的としている。今回は、「変革的行動による強靭なトンガ：伝統の保護」というテーマで開催され、一般公開されている同会議の目的について、開会式に出席したRNZトンガ特派員Moala氏が以下説明する-この開発計画は1965年に始まった5年ごとの計画が、2015年からは10年ごとになったものである。そして、2025年、新たな10年の計画を策定する時期となったということである。具体的には、経済開発、教育、インフラ、気候対応などについての計画を策定する。しかし、トンガはこれらを実行するには資金が不足しており、そこでパートナーとして、トンガに駐在している外国政府の高官、すなわち、英国、オーストラリア、ニュージーランド、日本及び中国の大使が参加している。しかし、アメリカ大使は参加しなかった。（Radio New Zealand/MAR18, 2025)
トンガ
【経済・社会動向】
新たな戦略的開発計画を策定中（トンガ）
2025.03.24