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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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世論調査で独立以外の政治的将来の選択肢を提示(ニューカレドニア)

ニューカレドニア大学の博士研究員であるAnthony Tutugoro氏はニューカレドニアの市民を対象に、将来の国のあり方についてどのような選択肢を希望するかを調査している。Tutugoro氏は、長年にわたりニューカレドニアの人々は独立の是非について「イエス」か「ノー」の2つの選択肢しか提示されてこなかったと、Pacific Waves誌に語る。同氏は、研究で探っている要素の1つは、他にどのような可能性があるかということだと述べた。Tutugoro氏によれば、2018年の国民投票では、ニューカレドニアの人々は独立の是非について二者択一を迫られたが、同研究では、主権、パートナーシップ、自由連合、連邦制などの選択肢を検討しているという。Tutugoro氏は、連邦制は権限を州に分散させることができ、北部と南部の地域にとって有益である可能性があると述べた。一方、先週、フランスの海外担当大臣Valls氏は、ニューカレドニアの政治的未来に関する協議のための訪問を終えた。Valls大臣は地元のステークホルダーと会談し、独立賛成派と反対派の両方の指導者たちと協議をした。3月末にValls大臣はニューカレドニアを再訪する予定である。(Radio New Zealand/MAR05, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/543828/survey-in-new-caledonia-explores-political-future-options-beyond-independence