バヌアツのナパット首相は、公務員に対して職務を忠実に果たさなければ解雇もあり得ると警告を発した。ナパット氏は先週、新首相として選出された。ナパット氏は公務員の勤務状況を監視するという政府の取り組みを概説し、コンプライアンス違反は、退職金の減額を含む必要な措置につながるであろうと述べた。バヌアツ・デイリーポスト紙の報道によると、既に公共部門の職員の昼休みは削減されている。同紙は、ナパット首相が頻繁な官公庁の休暇も禁止し、それを職員が職場を不在にするための口実であると述べたと報じている。同取組みは即時発効で、全ての公務員はそれぞれの職場で勤務を続け、説明責任とサービス提供の改善に努めることとなる。記事によると、ナパト氏は成果主義に重点を置いた政府の必要性を強調し、自身の立場も成果評価の対象となると述べたという。「もし私が成果をあげる事ができないのであれば、辞任する事も辞さない」と彼は述べたと伝えられ、この原則を公共サービス部門全体にまで拡大して適用した。しかし、その後ナパット首相はバヌアツ国民に対して公式に謝罪し、政府は効率性を高め、国民の期待に応えるべく真摯に取り組むことを約束した。(Radio New Zealand/FEB19)
バヌアツ
【経済・社会動向】
新首相、公務員の働きぶりについて警告(バヌアツ)
2025.02.21