サモアの政治的混乱が続いている。1月15日、FAST党首のLa'auli Leuatea Schmidt氏が、与党から首相と5人の閣僚を除名すると発表した。Fiame Naomi Mata'afa首相と副首相のTuala Iosefo Ponifasio氏及び2人の元閣僚を含む5人の除名に、20人の党員が署名した。フィアメ首相が最近、刑事責任を問われているLa'auli氏を含む閣僚を解任したことに続くもので、新たに4名の閣僚が1月15日に就任宣誓を行った。地元メディアの報道によると、FAST党の党員がフィアメ氏の首相解任を要求したという。これに対して、フィアメ氏は記者団に「私はサモア議会に関する決定を行う首相としての役割があり、私が首相の座にとどまるか、退くかの決定を行うのもサモア議会である。」と述べた。彼女は、党員が下した決定は彼ら自身の決定であると述べ、FASTの党首としての彼女を解任することはできても、首相としての彼女を解任することはできないと指摘した。議会は1月21日に再開される予定である。（Radio New Zealand/JAN16, 2025)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/539112/samoa-fast-chairman-removes-pm-from-party