政府は1月6日月曜日、Samiu Kuita Vaipulu首相代行と現職閣僚の下で「暫定政権」を継続すると発表した。暫定内閣期間中、政府省庁、政府機関、政府代表は、政府を代表して、または政府に代わって、新たな財政的義務を負うことはできず、また新たな政策を策定したり実施したりすることはできない」と公式声明は述べている。また声明では「暫定政府は、トンガ憲法の規定に従い、Aisake Valu Eke新首相および新内閣閣僚の正式任命手続きが完了するまで継続する同手続きは今後数週間以内に完了する見込みで、その後、現内閣閣僚の任命は取り消される」としている。新政府が発足次第、Eke氏の事務所が公式発表を行う予定である。政治評論家によれば、Eke氏は権力の座に長く留まることはできないため、多くの成果をあげることはできず、2025年の総選挙では前任者のSaiosi Sovaleni氏に追い落とされる可能性が高いとのことだ。RNZトンガ特派員の Moala氏は、Eke氏の下で新政権を樹立することは時間と費用の無駄であると多くの人が考えていると述べている。Moala氏は、不信任案の採決を前に12月9日に辞任した元首相Sovaleni氏に対する支持は非常に大きいと述べた。Moala氏によると、Sovaleni氏はトンガタプ島(同国最大の島)の選挙区で人気があり、対抗馬はいないという。新たなグループが結成され、11月30日の総選挙後、Sovaleni氏は再選に必要な支持を獲得できるだろうとのことである。(Radio New Zealand/JAN06, 2025)
トンガ
【経済・社会動向】
暫定政府 新内閣発表まで存続(トンガ)
2025.01.10