ツバル初の国際海底通信ケーブルが今週、首都フナフチに到着した。ツバル・ヴァカ・ケーブルは、オーストラリア、台湾、米国、日本、ニュージーランドの各国政府が共同出資している。ツバルの運輸・エネルギー・通信・革新大臣である Kofe氏は、「この海底ケーブル接続は、我が国にとって単なるインフラプロジェクト以上のものであり、ツバルがデジタル国家へと変貌するための舞台を整えるものとなる」と、X(旧Twitter)に投稿した。さらに、ツバルを太平洋横断ケーブルシステムに含めるというGoogleの決定に感謝の意を表した。ツバルのテレコミュニケーション公社ゼネラルマネージャーのSimona氏は、「この島では長年インターネットアクセスが限られており苦労してきた」と述べた。また同氏は、「海底ケーブルの設置により、ビジネス、教育、活気あるコミュニティに新たな可能性が生まれる」と語った。この新しい海底ケーブルの支線は、グアム、マリアナ諸島、ハワイ、フィジー、フランス領ポリネシアを結ぶBuilikulaケーブルの支線となる。フナフチでは現在、ケーブルの陸上作業が始まっている。(Radio New Zealand/DEC 13, 2024)
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【経済・社会動向】
ツバル海底ケーブル着工は「大きな前進」(ツバル)
2024.12.20