ミュージカル「南太平洋」 スランダは三日月型をした小さな湾に面した海岸で、この一帯には戦時中のアメリカ軍やニュージーランド軍のキャンプがあった。村を少し北に向かった右手の浜辺に大きな木があり、これに隠されるように当時の建物が残っている。1956年に初演されたアメリカのミュージカル「南太平洋」に出てくるブラディー・メアリーは実在の女性で、その舞台となった売春宿が今も残っている。戦時中は丘の上に野戦病院があり、回復した兵士たちが戦場に戻る前にここを訪れた、と伝えられている。ここは私有地であり、見学するにはツアーに参加することになる。スランダからルーガンビルへは内陸を走る近道があり、この途中に戦時中のアメリカ軍放送局跡がある。 サント島への日帰りツアーがポートビラから出ているほか、サント島のリゾートやホテル、旅行代理店でも独自のツアーを企画している。バヌアツ屈指のダイビングポイントがルーガンビル周辺だけでも20数箇所あり、ダイビング好きには欠かせない。また、ブルーホールとシャンパンビーチを巡るツアーも必見。冒険心いっぱいの本格的なトレッキングも楽しめる。●ブルーホールとシャンパンビーチ満喫ツアー ジャッキーズ・ブルーホール、リリ・リバー・ブルーホール、シャンパンビーチ、ポートオイリーでの昼食を含めた欲張りツアー。主要なホテルからツアーバスに乗り込むだけで、サント島の外せないスポットを一日で巡ってくれる。●トレッキング 一押しのトレッキングスポットは『ミレニアムケーブ』。日帰りでのトレッキングで、川を渡ったり急な斜面をよじ登ったりと、かなりハードなコース内容となっている。サントの大自然に隠された洞窟があり、多くのコウモリが生息する景色は圧巻だ。ミレニアムケーブは体力的に厳しい、という方には、気軽な日帰りのバットマンケーブツアーもある。コースの起伏はそこまで激しくなく、最終地点の洞窟までも行きやすい。2泊3日をかけ一般の村に宿泊しながらの本格トレッキング、あるいは4泊5日でサント島唯一のカストム村を訪ね歩くハードなトレッキングツアーもある。●ダイビングとシュノーケリング サント島の目玉はダイビング。レックダイブやコーラルダイブに適した場所が数多くある。特にルーガンビルの沖合いに浮かぶアオレ島とツツバ島、さらに南のマロ島の周辺にはダイビングやシュノーケリングに適したスポットが数多い。プレジデント・クーリッジPresident Coolidge 豪華客船クーリッジがルーガンビルの湾内に沈んでおり、世界で最も近づきやすいレックダイブのポイントとして知られる。36サント島アクティビティ
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