表 6-10 開発課題2-2気候変動対策 表 6-11 関連ODA案件プログラム 表 6-12 JICA民間連携案件の採択実績 出所：同上 2022年7月時点で実施されている上記のODA案件で、気候変動分野に特に関係するプロジェクトは、「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ2」と「地震・津波・高潮情報の発信能力強化プロジェクト」である。それぞれのプロジェクトの概要は以下のとおりである。 出所：JICAウェブサイトを参考に受託者作成 71 バヌアツ共和国で実施されたJICA民間連携案件において、気候変動の緩和・適応に関連するプロジェクトは以下のとおりである。 プロジェクト 大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ2 地震・津波・高潮情報の発信能力強化プロジェクト 案件名（企業、年度） 大洋州島嶼国における廃ガラスリサイクル沖縄モデルの導入案件化調査（（株）トリム・（株）沖縄TLO共同企業体、2012年度） 生物多様性保全と女性の社会参加に貢献する養蜂ビジネスのための案件化調査（（株）杉養蜂園、2021年） 出所： JICAウェブサイトを参考に受託者作成 案件概要 バヌアツ共和国をはじめとする太平洋島嶼国9か国を対象に、フェーズ1で整備した基盤を活用しながら、各国廃棄物管理体制の更なる強化を目指し、戦略の策定や組織の能力強化の支援を行った。また、地域全体で災害廃棄物管理ガイドラインの作成、3Rの推進と併せて、島嶼国においてリサイクルが難しい有価物や有害廃棄物を島の外に戻す「リターン」の促進に取り組むプログラム。 日本が無償資金協力で整備を支援した地震・潮位などの観測機器や情報伝達機器を有効活用し、地震・津波・高潮に関する観測、分析、情報伝達までの能力強化を通じて、関係機関や住民に対してより精度の高い防災情報をタイムリーに伝達する体制の整備を支援した。 案件概要 廃ガラスから製造する再生資材「スーパーソル」を活用した製品による雨水貯水の水質保持、土木資材、土壌改良、し尿処理へ応用する。途上国における廃棄物管理促進による再生資材製造プラントの販路の拡大を目指した案件。 バヌアツ共和国、キリバス、トンガ王国、PNGが対象国である。 （契約交渉中）
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