緩和ビジネス 5.1.5. その他 (1) 石油製品およびエネルギー輸入 表 5-3 現地企業の取り組み 表 5-4 トップドナーの取り組み ソロモン諸島において石油製品は輸入上位製品であり、2020年の輸入額は、全体の輸入額3億3,800万ドルのうち17%を占める5,750万ドルである。石油製品は主に韓国(2,870万ドル、石油製品の輸入額の49.9%)、シンガポール(2,230万ドル、同38.7%)、日本(279万ドル、同4.9%)から輸入している。 年間は55~56%と横ばいで推移している109。 5.2. 国外関係者の対応状況 5.2.1. トップドナーの取り組み ソロモン諸島におけるトップドナーの取り組みは以下のとおりである。 2019年の総エネルギー使用量に占めるエネルギー輸入の割合は56%であり、2015年からの549 A社 分野:製造 再エネ利用(バイオエネルギー) A社はココナッツ搾油工場において、発電機の燃料にココナッツ由来のバイオディーゼルを使用している。より安価で信頼性の高い燃料供給をするとともに、気候変動対策への貢献となっている108。 ドナー 緩和/適応 プロジェクト オーストラリア 緩和 適応 ニュージーランド アメリカ 緩和 適応 緩和 適応 • ティナ川水力発電プロジェクト(2019年~現在) • ソロモン諸島インフラ計画(2016年~現在) • 教育セクター支援プログラム(2015年~2023年) • COSPPacフェーズ2(2018年~2022年)110 • Gov4Res(2019年~2022年)111 • ソロモン諸島ハイブリッド電力システム(2017年~2020年)112 • 気候変動プログラム(2019年~2025年) • 教育セクター支援プログラム(2015年~2023年) • 競争力、農業、生計、環境強化プロジェクト(Strengthening Competitiveness, Agriculture, Livelihoods, and Environment:SCALE);ソロモン諸島における天然資源管理(SCALE-NRM)プログラム(2020年~2025年)113 • ソロモン諸島における脆弱なコミュニティへの支援(2020年~2022年)114 108 https://www.forumsec.org/wp-content/uploads/2021/01/Mapping-of-the-Private-Sector-Activities-related-to-CC-in-109 ADB Key Indicators Database 110 https://www.dfat.gov.au/about-us/publications/solomon-islands-australias-commitment-to-strengthening-climate-and-111 https://www.dfat.gov.au/about-us/publications/solomon-islands-australias-commitment-to-strengthening-climate-and-112 Ministry for the Environment (2019) New Zealand's Fourth Biennial Report 113 https://www.usaid.gov/sites/default/files/documents/Solomon_Islands_Country_Profile_July_2022.pdf 114 ワールドビジョンと連携し、ガダルカナル州とマライタ州の州災害管理事務所に災害管理のトレーニングを実Solomon-Islands_Report.pdf disaster-resilience-in-the-pacific disaster-resilience-in-the-pacific 施した。https://www.usaid.gov/sites/default/files/documents/Solomon_Islands_Country_Profile_July_2022.pdf
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