1) 導入実績 2019年時点のTPESは7,597TJであり、そのうち石油などの非再エネ由来が4,274TJ(56%)、再エネ由来が3,323TJ(44%)であり、半分以上のTPESが非再エネ由来であるものの、再エネ由来比率も高い。同年の再エネ消費量は、エネルギー源別では、電力として消費された量が 33TJ(1%)、バイオエネルギーとして消費された量が3,225TJ(99%)であり、大部分がバイオエネルギー向けである103。運輸・産業・民生セクター別では産業向けが10TJ(1%未満)、民生向けに3,241TJ(99%以上)、そのほかが7TJ(1%未満)であり、民生向けにほぼすべての再エネが利用されていることがわかる。2021年時点における再エネ発電設備容量は、ソロモン諸島全体で3.630MWであり、そのうち太陽光が2.535MW、水力が0.339MW、バイオエネルギーが0.756MWである104。 量が0.23MtCOと多く、輸送サブセクターにおけるCO2排出量削減が期待されるため、REAMでも言及されていた電気自動車は対応策となりうる。廃棄物セクターではメタンガス(CH4)の排出量が多いため、廃棄物セクターにおけるメタンガスの排出削減や有効利用なども期待される。 5.1.3. 再生可能エネルギー (1) 再生可能エネルギー導入状況 TPES 47 エネルギー源別再エネ消費量 103 薪やチップ、ペレットを燃やして煮炊きなどをしている可能性がある。 104 IRENA (2020)
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