太平洋島嶼国エネルギー等事情調査報告書
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3.2.2. 国際機関の取り組み ― • (2016年~2021年) AIFFP(2019年~現在) PNGにおける各国際機関の取り組みは以下のとおりである。 表 3-6 国際機関の取り組み 14 保健サービスセクター開発プログラム(2018~2025年) エンガ州水力発電/電化プロジェクト(2016年~現在) 気候変動プログラム(2019年~2025年) ニュージーランド 国際機関 アジア開発銀行(Asian Development Bank: ADB) 世界銀行(World Bank: WB) 気候投資資金(Climate Investment Funds: CIF) GCF • 町の電化投資プロジェクト(Town Electrification Investment Program)フェーズ2(実施年:2017年~現在)38 • 太平洋エネルギー規制アライアンス開発(2021年~現在)39 • 電力セクター開発プロジェクト(2019~現在(2022年現在の• ポートモレスビー電力網開発プロジェクト(2021年~現在) • 太平洋再生可能エネルギープログラム(2019年~現在(2022• 太平洋地域における気候変動に強い投資経路の支援(2020年• 地域の持続可能なエネルギー産業開発プロジェクト(2016年• エネルギー・ユーティリティ性能および安定性向上プロジェPNGにおける気候変動に対するレジリエンス構築プロジェクト(2015年~現在)45 • 太平洋諸島における再生可能エネルギー投資プログラム― 太平洋地域およびティモールのインフラ開発のために2019年に設立されたファシリティ 。同ファシリティを通じて、モロベ州のマーカムバレー太陽光発電プラントの資金調達が承認された 。 災害時の保健サービスの対応改善など、気候変動と災害への対策を保健領域に組み込んだプログラムが実施されている。 ニュージーランド政府は、エンガ州における水力発電プロジェクトに対して2017年にNZD104万、USD74万、電化プロジェクトに対して2018年にNZD73万、USD51万の資金提供を行った。 GHG削減の取り組みを含む、太平洋島嶼国における気候変動対策を支援するプログラム。 同プログラムは、ニュージーランド政府が気候変動開発援助として拠出しているNZD3億ドルの一部が支援され、対象国にPNGも含まれる36。また2022年から2025年までにNZD13億が助成金ベースの気候変動ファイナンスに投資され、うち1/2が太平洋島嶼国の支援に活用される37。 緩和/適応 プロジェクト 緩和 プログラムステータスは提案中の段階))40 年現在のプログラムステータスは承認済みの段階))41 適応 ~現在)42 緩和 ~現在)43 適応 クト(2019年~現在)44 緩和 適応 緩和 適応 36 https://www.mfat.govt.nz/jp/environment/climate-change/supporting-our-region/the-climate-change-programme/ 37 https://www.mfat.govt.nz/en/environment/climate-change/supporting-our-region/ 38 https://www.adb.org/projects/41504-025/main 39 https://www.adb.org/projects/49450-035/main 40 https://www.adb.org/projects/47356-002/main 41 https://www.adb.org/projects/52329-001/main 42 https://www.adb.org/projects/54068-001/main 43 https://projects.worldbank.org/en/projects-operations/project-detail/P152653 44 https://projects.worldbank.org/en/projects-operations/project-detail/P167820 45 https://www.adb.org/projects/46495-002/main

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