1) 導入実績 2019 年時点のTPESは108TJであり、そのうち石油などの非再エネ由来が90TJ(84%)、再エネ由来が18TJ(16%)であり、大半のTPESが非再エネ由来である。同年の再エネ消費量は、エネルギー源別では、電力として消費された量が2TJ(9%)、バイオエネルギーとして消費された量が16TJ(91%)であり、9割がバイオエネルギー向け344である。運輸・産業・民生セクター別では民生向け17TJ(95%)に再エネが利用されていることがわかる。2021年時点における再エネ発電設備容量は、ニウエ全体で1.745MWであり、そのすべてが太陽光である345。 表 13-3 セクター別GHG排出量(MtCO2e:二酸化炭素換算100万トン) GHG合計(LUCF含む) All GHG 0.01 0.01 CO2 CH4 0 0 N2O F-Gas No Data No Data No Data No Data No Data No Data ニウエには公共交通機関がないため、自家用車が主な交通手段である。ニウエに持ち込める自動車の種類を制限する規定はないが、2011年にニウエへの低燃費車の輸入を奨励するために税関の規定が改正され、NiSERMのもと低燃費の車を配備する目標が設定された。 13.1.2. セクター別情報 (1) セクター別GHG排出量 セクター別GHG排出量は以下のとおりである。 分類 エネルギー 運輸 0 0 No Data No Data No Data 分類 GHG合計(LUCF含まない) 0.01 0 0 0 0 No Data 0 0 ・強制停電の平均値を地域平均の5.4%以下にする。 ・平均停電継続時間指標を地域平均の目標である1顧客あたり200分未満にする。 農業 建物 0 All GHG 0 CO2 No Data CH4 No Data N2O No Data F-Gas 出所:Climate Watchを参照し受託者作成 13.1.3. 再生可能エネルギー (1) 再生可能エネルギー導入状況 0 0 No Data No Data No Data No Data 0 0 148 バンカー燃料 産業プロセス 電気/熱 0 0 No Data No Data No Data 漏洩排出 NA NA No Data No Data No Data 土地利用・林業(LUCF) 廃棄物 エネルギー その他燃料燃焼 0 0 No Data No Data No Data No Data No Data No Data No Data No Data No Data No Data No Data 0 0 0 0 製造/建設 0 0 No Data No Data No Data 0.01 0.01 344 薪やチップ、ペレットを燃やして煮炊きなどをしている可能性がある。 345 IRENA(2022) 出所:ニウエ戦略的エネルギーロードマップを参照し受託者作成
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