11.2.2. 国際機関の取り組み RMIにおける国際機関の取り組みは以下のとおりである。 上記「国際機関の取り組み」において、2023年以降も継続する案件の概要は以下のとおりである。 表 11-5 国際機関の取り組み 表 11-6 2023年以降も継続する国際機関の取り組み (2020年~現在) WB GCF ジーランド ム(2019年~2025年) 国際機関 ADB 国際機関 ADB プロジェクト 太平洋地域におけるクリーン・再生可能エネルギー投資準備(2021年~現在) 太平洋地域金融ファシリティ設立準備(2021年~現在) 太平洋再生可能エRMIを含む太平洋島嶼国の再エネ事業への民間投資の制約を克服策を支援するプログラム。 同プログラムは、ニュージーランド政府が気候変動開発援助として拠出しているNZD3億の一部が支援され、対象国にRMIも含まれる319。また2022年から2025年までにNZD13億が助成金ベースの気候変動ファイナンスに投資され、うち1/2が太平洋島嶼国の支援に活用される320。 緩和/適応 プロジェクト 緩和 適応 緩和 適応 緩和 適応 概要 321 備(2021年~現在) 現在のプログラムステータスは承認済みの段階)) 化(2020年~現在) (2016年~2021年)322 Vulnerability in the Water Sector: ACWA)(2019年~現在) 132 319 https://www.mfat.govt.nz/jp/environment/climate-change/supporting-our-region/the-climate-change-programme/ 320 https://www.mfat.govt.nz/en/environment/climate-change/supporting-our-region/ 321 https://projects.worldbank.org/en/projects-operations/project-detail/P155257 322 https://www.greenclimate.fund/project/fp036 323 https://www.adb.org/projects/55070-001/main 324 https://www.adb.org/sites/default/files/project-documents/55051/55051-001-tar-en.pdf • 太平洋地域におけるクリーン・再生可能エネルギー投資準• 太平洋地域金融ファシリティ設立準備(2021年~現在) • 太平洋再生可能エネルギープログラム(2019年~(2022年• エネルギー安全保障プロジェクト(2018年~現在) • 太平洋地域における気候変動に強い投資経路拡大支援• 持続可能なエネルギー開発プロジェクト(2017年~現在) • パシフィックレジリエンスプログラム(2015年~2022年)• 太平洋諸島における再生可能エネルギー投資プログラム• レジリエンス強化のための気候情報および知識サービス強• 水分野における気候変動への対応(Addressing Climate 2022年~2025年の承認が予定されているRMI電化プロジェクト(USD1,000万)の実施に向け、デューデリジェンスや能力開発等の準備に対して支援を実施している323。 RMI、ソロモン諸島、ミクロネシア、キリバス、サモア独立国、ツバルおよびバヌアツ共和国において、特に低所得層や女性の借り手に対して安価なクリーンエネルギー分野の融資を行うための金融ファシリティ設立を目指し、USD1,500万のグラント(ファシリティ)が各国の開発銀行に提供される324。
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