1) 導入実績 IRENAによる2019年時点のTPES、再エネ消費量および運輸・産業・民生セクター別消費量の情報はない。2021年時点における再エネ発電設備容量は、RMI全体で1.626MWであり、そのうち太陽光が1.625MW、風力が0.001MWである314。 表 11-2 セクター別GHG排出量(MtCO2e:二酸化炭素換算100万トン) 11.1.3. 再生可能エネルギー (1) 再生可能エネルギー導入状況 GHG合計(LUCF含む) All GHG 0.24 0.19 CO2 CH4 0.03 0 N2O F-Gas 0.02 利率は5%、融資期間は5年とされている312。また、白熱電球をLED電球に交換するプログラムの検討、エネルギー効率の高い家電製品の輸入税免除など、現地側のエネルギー効率の高い機材導入プログラムが進行している。その他、建設コードがイタリア政府の技術支援を受け、導入が進められている313。 11.1.2. セクター別情報 (1) セクター別GHG排出量 セクター別GHG排出量は以下のとおりである。 2) 導入課題・対応策・ポテンシャル RMIロードマップでは、①オーバーフローやバックアップのための大規模なグリッドに接続されていない、②断続的な再生可能エネルギー(風力、太陽光)のみ、③スペース不足と輸送手段の制限、④技術者、ハードウェア、教育・訓練施設へのアクセス不足、の4点が再エネに関する課題として挙げられている。 分類 エネルギー 運輸 0.11 0.11 No Data No Data No Data 分類 GHG合計(LUCF含まない) 0.24 0.19 0.03 0 0.02 農業 建物 0 All GHG 0 CO2 No Data CH4 No Data N2O F-Gas No Data 出所:Climate Watchを参照し受託者作成 0.01 0 0.01 No Data No Data 0 0 No Data No Data No Data 0.02 0 0 0 0.02 130 バンカー燃料 産業プロセス 電気/熱 0.08 0.08 No Data No Data No Data 漏洩排出 No Data No Data 0 0 No Data 0 0 0 0 No Data 0.03 No Data 0.03 0 No Data No Data 土地利用・林業(LUCF) 廃棄物 エネルギー その他燃料燃焼 0 0 0 0 No Data 製造/建設 0 0 No Data No Data No Data 0.19 0.19 0 0 312 https://rmimidb.com/solar-energy-loans/ 313 Government of the Republic of the Marshall Islands. (December 2018). Navigating our Energy Future: Marshall Islands 314 IRENA(2022) Electricity Roadmap.
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