パプアニューギニアガイドブック
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ラバウルのホテルココポのホテル94力である。 1937年タブルブル山とバルカン火山のダブル噴火で麓のマチュピット島を中心に507名の死者を出した。この惨事の中から最初に芽を出して花を咲かせたのがフランジパニ(プルメリア)であった。灰の中から立ち上がる姿がラバウルの人々を勇気づけ、ラバウルを象徴する花となった事から、ラバウルは「フランジパニ・タウン」と呼ばれ、毎年9月には「フランジパニ・フェスティバル」も行われている。 1994年の噴火前にはその風光明媚な景観と治安の良さから多くの外国人も住み、人口は1万7千人ほどであったが、多くの人がラバウルを去り、現在の住民は4000人ほどである。しかし太平洋戦争の戦跡の多くや慰霊碑があり、大型船が発着できる港があるため、今でも観光地として多くの観光客を受け入れている。 年間を通じて最高気温は30度を超える熱帯雨林気候で年間降水量は約2000mm、5月から10月は乾季となる。ラバウルホテルRabaul Hotel(Tel:982-1999) 旧ラバウル市街の中心近くに位置し、1994年の噴火を生き延び現在も営業を続ける老舗ホテル。クラウロッジKulau Lodge Beach Resort(Tel:7246 6892) ラバウルの北、タリリ湾に面するビーチに建つロッジ。 アットホームな雰囲気で食事が美味しいと評判。ココポ(Kokopo) 現在の州都ココポは、19世紀後半ドイツニューギニア時代には当時ハーバスホーへと名付けられた首都だったが、後に天然の良港があるラバウルに拠点が移ってしまい、火山噴火で州都がラバウルからココポに移るまでは雑貨商店が数件あるだけの小さな町であった。 1994年のラバウルの火山噴火直後は海岸沿いにプレハブ小屋が立ち並ぶ急造の町であったが、徐々に発展を遂げ、現在は州政府機能、銀行、ホテルなど都市機能の整った街として発展を続けている。人口は約2万人、年間を通じて最高気温は30度を超える熱帯雨林気候で年間降水量は約2000mm、5月から10月は乾季となる。ココポビーチバンガロー・リゾートKokopo Beach Bungalow Resort(Tel:982-8788) ココポの中心の海岸沿いに建つホテル。銀行ATMも設置された近代的なココポマーケット

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