パプアニューギニアガイドブック
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59 東セピック州はビスマルク海に面したニューギニア島北岸に位置し、東にマダン州、西はサンダウン州とウエスタン州、南は高地のエンガ州・ヘラ州と境を接する。 南部の中央山脈から発するエイプリル川、カラワリ川、ユアト川、ケラム川などが州を縦断するように南北に流れパプアニューギニアを代表するセピック川にそそぐ。セピック川は州の中央部を横断するように西から東へ走り、大河となって東の州境近くでビスマルク海に流れ込む。このため州の大半は半永久の湿地帯となっている。 州北部ではプリンス・アレクサンダー山地が海岸部を隔て、州南部には最高峰3700m級の中央山脈(Central Range)が走る。 セピック川流域の主食はサゴ椰子の澱粉を乾燥させた「サクサク」と呼ばれる保存食と川魚、ヤム芋などで、サクサク等の保存のため素焼きの土器が今でも多く作られ、使用されている。サクサクの食べ方は地方によって特色があるが、セピック川流域ではフライパン状のサクサクのパンケーキカラワリ川奥の村セピック川流域の村の民族衣装トーテムポールとハウスタンバラン東セピック州(East Sepik Province)

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