産 業主な都市や街45 ウエスタン州はニューギニア島の南部、インドネシアとの国境に位置し、国内最大の州面積を有し、かつセピック川と並ぶ2大大河であるフライ川と国内最大のマーレー湖も有する。一方陸地の大半は半永久の湿地帯または雨季には冠水する低湿地帯であるため、定住に適する場所が少なく、人口密度は国内最低である。 独立以来、広大な大地以外に特筆すべき産業もなく、経済的に最も貧しい州のひとつであったが、1984年に操業が開始されたウエスタン州北部のオクテディ鉱山(Ok Tedi Mine)は銅や金を産出し、国内有数の産業拠点のひとつとなった。 加えて林業も盛んになり、今ではガルフ州に次いで国内2番目の木材輸出額を誇る。 州都はパプア湾に浮かぶダル島のダルで、かつては真珠貝の交易などで栄えた町だが、現在は州政府機関の他は水産関係企業があるだけの小さな町である。 また南部国境近くの小さなリゾートロッジ、ベンスバッハロッジのアクティビティではバラマンディやパプアンバスなど大型フライ川の淡水魚を狙うフィッシングや鹿狩りを楽しむことが出来る。タブビル(Tabubil) オクテディ鉱山に隣接する標高457mの町タブビルは、海外から出稼ぎに来る鉱山関係者の生活拠点として、スーパーマーケットや病院、インターナショナル・スクーフライ川流域の村ベンズバッハの淡水所フィッシングウエスタン州(Western Province)
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