19●サーフィン パプアニューギニアの北部海岸には11~3月フィリピン方面からモンスーンのうねりが到達しサーフィンを楽しむことができる。サーフロッジは現在バニモ、マダン郊外、ケビエンにあり、良質でコンスタントなファンウェーブをコントロールされた人数で、存分に楽しめるようになっている。この国には適正なサーファーの受け入れとサーフロッジを運営する地元民との友好を通じてサーフィン文化の普及と発展を目的とするパプアニューギニア・サーフィン協会があり、各サーフロッジの運営を助けている。日本でもツアーを扱っている旅行会社があるので相談するとよい。●フィッシング パプアニューギニアでのフィッシングは、サービスは限られているが、海、川ともに魅力的なフィッシングスポットとなっている。海沿いのホテルやリゾートでも簡単なフィッシングトリップを提供してくれる場合があるが、ある程度本格的なフィッシングが可能なのは、海ではトゥフィ、マダン、キンベ、ラバウル、ケビエン、川でサーフィンはキンベ、フライ川、ベンズバック川、マーレー湖です。海ではGT狙いのキャスティングはもちろん、トローリングやジギングで大型のイソマグロやヨコシマサワラなどを狙える。川ではパプアンバスなどの大物狙いができる。手配は旅行会社か海外ツアーを企画するプロアングラーに相談するとよい。●トレッキングと登山 日本で知られるパプアニューギニアのトレッキングは、本島中央部を東西に走る3000m級のビスマルク山脈の最高峰、ハイランド地方のウィルヘルム山(標高4509m)で、標準的な日程は4泊5日、日本のトレッキングツアー会社企画では前後にゴロカやマダン観光が組み合わされている場合が多い。また外国人トレッカーを一番多く集めているのは、ニューギニア島東部を東西に走るオーエンスタンレー山脈の北側のココダから山脈を越え南ポートモレスビー郊外のソゲリ村までのココダ・トレイルを7~10日間で踏破するコース。かつて太平洋戦争中、日本軍の南海支隊がポートモレスビー攻略の為に歩き、迎え撃フィッシング
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