パプアニューギニアガイドブック
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10(2020年6月現在、無料)が、入国審査における待ち時間が長いことがしばしばあるため、乗継ぎ便がある時には十分な時間的余裕が必要とされる場合もあり、スムーズな入国、また団体の場合には事前にビザ取得したほうが良い。なお業務渡航は必ず事前にビザ取得が必要。ビザは在日本パプアニューギニア大使館で取得できる。必要な書類など詳しくは大使館ホームページ http://png.or.jp/ を参照。※在日本パプアニューギニア大使館: 東京都目黒区下目黒5-32-20 電話03(3710)7001 Email: png.tokyo@png.or.jp●入国審査と出国手続き 入国には税関申告書を兼ねた入国カードが必要である。短期渡航の入国審査は質問もほとんどなく簡単だが、税関、特に食品の持ち込みは厳しい。また、高価な電化製品などは1年以上使用している場合は問題ないが、新しいものは課税される場合があるので、購入金額を証明する領収書を忘れずに持参したい。タバコは紙巻で250本、アルコールは2リットル、少量の香水の持PNGの空の玄関ポートモレスビー空港ち込みは無税である。 また税関職員による不正な賄賂を要求する事件が多発している。不審に思った場合は毅然とした態度で対応し、税金の支払いをする場合には、必ず領収書の発行を請求することが肝要。 出国時に根付きの蘭や1970年以前に作られた民芸品を持ち出すことは禁止されており、違反者に対しては厳しい罰則が設けられている。また蝶など野生動植物・昆虫類の標本にはワシントン条約(CITES)で輸出入が禁止されているものがあるので注意したい。●時差 パプアニューギニア標準時間は日本より1時間進んでおり、日本が正午の時、現地は午後1時となる。但しブーゲンビル自治州ではブーゲンビル標準時間が採用されており、パプアニューギニア標準時より1時間早く、日本より2時間早くなっている。●通貨と両替 パプアニューギニアの通貨はキナ (Kina:真珠貝を意味する)とトヤ(Toea: 小さな貝を意味する)があり、1キナ= 100トヤ。紙幣は100、50、20、10、5、2キナがあり、硬貨は1キナ、50、20、10、5トヤがある。各紙幣には伝統的社会における財産・通貨である石斧、シェルマネー、豚などがデザインされている。日本円は空港や市中の銀行、両替所、 ホテルで両替できるが、ホテルはレートが悪い上、治安上の懸念から大量の現金を保有し

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