パプアニューギニアガイドブック
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ブカのホテルアラワとブカの交通108ンダード・ルーム」がある。フレンドリーなスタッフに加え、食事が美味しいと評判。ブカ(Buka) ブーゲンビル島の北端からブカ海峡を隔てた島がブカ島で州都ブカがある。内戦前はブーゲンビル島中南部が経済・行政の中心地で、ブカは小さな町のひとつに過ぎなかったが、主にブーゲンビル島内で戦闘が行われていたため島から海峡を隔てたブカ島に急きょ滑走路と町が整備された。 空港、自治州政府の建物、銀行、郵便局、港湾施設、スーパーマーケットに簡素な宿泊施設が数件建つのみの小さな街。マーケットでは海産物や農産物の他、ブカ名産の巨大なビートルナッツ(ブカブアイ)や全国的にブカ・バスケットとして知られる州南部のシワイ村特産の手編みのバスケットなどが売られている。リンチャーホテルLynchar Hotel(Tel:7237-6571) ブカ海峡に面する海岸近くに建つロッジ本館と新館であるシーサイドウイングを含めて34室。慰霊団や遺骨収集の拠点として利用される事が多い。 アラワから車で約20分のアロパ空港は、内戦前は国際空港としてソロモンへの定期便が発着していたが、内戦勃発後パプアニューギニア政府軍が滑走路を破壊して使用不能となっていた。しかし2000年以降、ビジネスが徐々に再開されるに伴い再整備され、現在ではニューギニア航空、PNGエアがポートモレスビーからの定期便を就航させ一部ラバウル経由便もある。 ブカへもポートモレスビーからニューギニア航空とPNGエアが就航しており、ブカ島から対岸のブーゲンビル島ココパウまで船外機付きのボートで5分。車両もポンツーンと呼ばれる小型フェリーで渡ることが出来る。ココパウからブーゲンビル島の中心街アラワまでは車で約4時間かかる。アロパ空港

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