パプアニューギニアガイドブック
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言 語パプアニューギニアのトラベル・ガイド9 パプアニューギニアで使われる言語は 大きく分けて500、細かく分けると800語を数える。公用語が英語で、ピジン語とモツ語が共通語となる。ピジン語とは英語と現地語が混じったものの総称であり、従って隣国のソロモンやバヌアツで使われるピジン語と共通点は多いが同じではない。 同じ発音を繰返す単語が多いことがピジン語の特徴だ。例えば、「話す」は「トクトク」、「食べる」は「カイカイ」、「花」は「ナタナタ」、「ワニ」は「プクプク」、「小さい」あるいは「少し」は「リクリク」で、「もっと小さい」は「リクリクモア」など、素朴でどこか楽しい。しかし、英語と似ていても意味が全く違う単語もあるので注意したい。ピジン語を覚えようおはよう。モーニン(Monin)こんにちは。アピヌン(Apinun)こんばんは。グッナイト(Gutnait)ありがとう。テンキュー(Tenkyu)ごめんなさい。ソーリートゥルー(Sori tru)お元気ですか。ユーオーライ?(Yu orait?)私は元気です。ミオーライ(Mi orait)じゃまたね。ルッキム ユー(Lukim yu)さよなら。写真を撮ってもいいですか?何?いつ?どこ?だれ?なぜ?いくら?グッバイ(Gutbai)イナップミキッシムサンペラピクサ?(Inap mi kisim sampela piksa?)ワネム?(Wanem?)ワネムタイム?(Wanem taim?)ウェー?(We?)フサット?(Husat?)ビロング ワネム?(Bilong wanem?)ハマス?(Hamas?)●日本からのアクセス 2002年より運航していたニューギニア航空の成田⇔ポートモレスビー定期便は現在、運休中(2020年6月現在)で、経由便ではフィリピン航空がマニラ⇔ポートモレスビー間を週4便運航しており、東京や大阪などからのマニラ便と接続している。その他オーストラリアのケアンズやブリスベン、シンガポール、香港を経由するルートがある。●パスポートとビザ パプアニューギニアへの入国に当っては、ビザの取得が必要である。60日以内の観光目的であれば、ポートモレスビーのジャクソン国際空港でも簡単に入手できる

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