産 業主な都市や街ロレンガウのホテル104 太平洋戦争時、マヌスの島民の多くが外国人に接していたことがきっかけで、教育を受ける島民性が育まれた結果、多くの優秀な人材を輩出する島となっていったことは特筆される。 2001年には、難民に偽装してオーストラリアへ押し寄せる不法入国者や密航者を南太平洋諸国に受け入れさせ、見返りとして経済援助を行うという「パシフィック・ソリューション」の一環としてロンブルン海軍基地の一部がオーストラリアの難民収容センターとなった。 難民を囚人のように扱ったオーストラリアがその政策を非人道的と国際的に非難される中、センターは閉鎖、再開を繰り返したうえ、数百名の難民を残したまま2016年に閉鎖された。 コプラ椰子、カカオ、バニラなどの商品作物が作られる程度で、殆どの島民は小規模沿岸漁業を中心とし自給自足に近い生活を送っている。ロレンガウ（Lorengau） ロレンガウはマヌス州の州都で人口約6000人、州政府の建物、商店にローカルマーケットが並ぶだけの小さな街。新鮮な魚や野菜の他、タコの燻製や、ワシントン条約で輸出が禁止れているミドリガイの貝殻などマヌスらしい交易品が売買されている。 ロンブルン海軍基地のオーストラリア難民収容センターが閉鎖された後、取り残された難民の為にロレンガウの一角にセンターが建てられて暮らしている。 ロレンガウの気候は熱帯雨林気候で年間降雨量は3500mmを超える。 最高気温は年間を通じて30度を超えるが木陰では風が通り涼しく感じる。ロレンガウ・ハーバーサイド・ホテルLorengau Harbourside Hotel（Tel：973-9093） 州都ロレンガウの街の中心部の海岸沿いに建つホテル。 ビジネス客が中心だが、慰霊団など観光客の利用もある。商店の入る建物ローカルマーケット
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