デンキ(電気)、カンコウダン(ツーリスト)などの本来の日本語が使われている。 食生活も日本風が比較的好まれており、スーパーには日本の食材、食品が豊富にそろっている。 国勢調査(2015年)によるパラオの人口は17,661人。外国人労働者が増加しており、国内にいる人々の約20%がフィリピンからの出稼ぎ者と言われている。 パラオ人は教育に熱心であり、高校卒業者の多くは米国の大学に進出している。 宗教はカトリックとプロテスタントの教会があり、約80%がキリスト教徒(うち、カトリックが約6割)。パラオ人の約6%の人々は自然崇拝や先祖・氏族を敬う「モデクゲイ」という土着宗教を信仰している。 1月 1日 3月15日 5月 5日 6月 1日 7月 9日 9月第1月曜日 10月 1日 10月24日 11月最終木曜日 12月25日 木彫りの人形やストーリー ボード、木の実や貝を素材にしたハンディクラフト、ココナッツの殻で作った小物入れ、パンダナス製のバッグなどがある。パラオならではの特産品は木彫りのストーリー ボードであり、作者の数も限られているので貴重品といえる。コラム元日青年の日敬老の日プレジデンツ・デー憲法記念日勤労感謝の日独立記念日国連の日感謝祭クリスマス 文字を持たなかったパラオ人の先祖は、男性の集会所であった建物(アバイ)の柱、切妻などに歴史や伝説を絵文字にして木彫りで残した。 今のストーリー ボードの誕生は、1929年から3年間コロールの学校に美術教師として赴任した日本人の土方久功氏によるといわれている。同氏は、歴史や伝説を木版に彫刻することを提案し、パラオ人に木彫りを指導したと伝えられている。(写真提供:ベラウツアー)人口と人びと祝祭日ストーリー ボード (Story Board)特産品6
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