キリバスガイドブック
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6塩の輸入も増えてきている。2021年の貿易高は日本からの輸出が約11億1千万円、キリバスからの輸入が6億円であった。 海洋訓練センター(15ページ地図)では日本人講師による日本語の指導が行われており、センターを卒業した多くのキリバスの若者が日本の漁船で働いている。 キリバスは太平洋戦争中の激戦地となり、現在でも海辺に日本軍の大砲などが放置されているが、日本の経済協力などもあり、日本人に対して親近感を持っている人は多い。 キリバスの特産品としては、まず魚介類が挙げられる。新鮮な魚介類はもちろん、タラワではツナジャーキーが製造されている。キリバス国内では購入できないがクリスマス島で製造された天然塩も人気がある(日本で購入できる)。この他ハンディクラフトもお土産として人気があり、パンダナス(タコノキ)製のバスケットやバッグ、マットなどや貝がらでつくったアクセサリーなど種類も豊富である。●言語 公用語はキリバス語および英語であるが、日常生活ではほとんどキリバス語が使用されている。【キリバス語の簡単な日常会話】●宗教 19世紀後半からキリスト教の伝道活動こんにちはさようならありがとうお願いしますはいいいえお元気ですか?Ko uara? (コウアラ?)はい、元気です。あなたは?Mauri (マウリ)(時間帯を伴わない挨拶)Tiabo (サボー)Ko rabwa (コ・ラパ)Taiaoka (タイアオカ)Bubuti (ブブスィ)Eng (エン)Tiaki (サキ)I marurung (イ メルルン)Ao ngkee? (アオ ンケー?)「マウリ」と挨拶してみよう特産品社会と生活

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