キリバスガイドブック
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43●ダイビング/シュノーケリング  クリスマス島はダイビングスポットとしての魅力もすばらしい。島の内側はラグーンと呼ばれる浅い内湾になっており、クリスマス島の固有種であるフレームエンゼルフィッシュはじめ数種類のエンゼルフィッフライフィッシングも楽しめるシュを見ることが出来る。湾口はギンガメアジやバラクーダ、マンタなど様々な回遊魚が巡り、島の周辺には、回遊魚に加え、サメも多く生息しており、ダイナミックなダイビングが楽しめる。ボートの移動中には海鳥が近づいてきたり、遠くにはイルカの群れを見ることもある。特に浅瀬のラグーンにはマンタや海亀が集まることもあり、シュノーケリングでも見ることができる主なスポットとしては、以下の3つなどがある。① ロントンとパリの間の海峡。(クック諸島周辺。アンカリング。)② ポーランド沖(クリスマス島南西端のポーランド沖。リーフ沿いをドリフト。水深約30メートルでのケーブダイブが楽しめ、マンタやナポレオンなど見られる魚もさまざま。) ③ ベイ・オブ・レック(クリスマス島北東部の海岸。ビーチエントリー。荒波の中をかいくぐって海に入る。)  クリスマス島のダイブショップであるザ・ビレッジズ・ホテル・ダイブ・センター(The Villages Hotel Dive Center)とダイブ・アンド・フィッシング・アドベンチャー・ロッジ(Dive & Fishing Adventure Lodge)にて、機材のレンタルを含むダイビングのアレンジが可能。また、シュノーケリングのスポットに行きたい場合もアレンジしてくれる。シュノーケリングセットの貸し出しも行っている。クリスマス島のアクティビティ●フィッシング クリスマス島は世界中の太公望たちの憧れの地。この地を訪れる観光客のほとんどはフィッシング客であることからも、クリスマス島でのフィッシングの魅力は想像できるだろう。クリスマス島といえばボーンフィッシングといわれるように、浅瀬で、獲物を目で捉えてフライをキャスティングしボーンフィッシュを狙うサイトフィッシングが人気である。ボーンフィッシュの他にトレバリーなども釣れる。また、外洋に出てのトローリングも魅力的だ。ロウニンアジやキハダマグロ、カジキマグロなどの大物が多く釣れる。海外からの訪問客のフィッシングの場合、ガイドを付けることとキャッチアンドリリースが義務化されている。

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