キリバスガイドブック
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 キリバスの国番号は686。日本の携帯電話はNTTドコモ国際ローミングサービスのみ利用可能(GSMネットワーク対応機器のみ)。現在キリバス国内には携帯電話会社はVodafone社とOceanlink社の2社あり、身分証明書提示の上、訪問者もSIMカードを購入することができる。国内ほぼ全域でスマートフォンからインターネット通信を含めて通信可能であるが、通信状態が安定していないことや、速度が極度に遅いこともあるので注意が必要。タラワの宿泊施設では有料ながら、WIFIサービスを提供しているところも多い。目前にして世界的に注目を集め、ミレニアム島の名前は一躍有名になった。  南タラワとクリスマス島にはホテルがいくつかあるが、高級ホテルとされるホテルであっても日本のそれとは違うことをあらかじめ理解しておきたい。ここ近年、北タラワ及びタラワ近隣の島々に小規模のエコリゾートが開設されているが、その他の島では、公営や教会運営の宿泊施設がほとんどである。全ての宿泊施設で宿泊料金や飲食代金等に12.5%の付加価値税(VAT)がかかる。南タラワのホテルではエアコン完備で、温水シャワーが出るほか、無料空港送迎、有料のWiFiサービス、クリーニング、レンタカー手配を行っているほか、レストラン・バーを併設しているところも多い。 特に必要ない。 キリバスの通貨はオーストラリア・ドル。10ミレニアム島ただし、クリスマス島の一部では米ドルも使用できる(オーストラリア・ドルよりレートは悪い)。出国前に両替を済ましておくことが望ましい。現地のオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ Bank)で両替は可能。南タラワのバイリキ、およびクリスマス島のロントンにある。営業時間は、月曜日から金曜日の9時~15時まで。窓口は常に混雑しているため、長時間待たされることが多い。ATMは南タラワとクリスマス島のみにあり、種類によっては日本のクレジットカードでもキャッシングは可能。 クレジットカードは利用できる場所が非常に限られており、タラワにあるトバラオイ旅行代理店(Tobaraoi Travel Agency)やタラワの一部宿泊施設でのみ利用可能。ホテルチップ両替とクレジットカード電話・インターネット環境

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