フィジーガイドブック
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1902年に建てられたローマン・カトリック大聖堂(Roman Catholic Cathedral)がある。 ビクトリア・パレードを南に進むと、フィジーの土地を守るために貢献したラツ・スクナ(Ratu Sukuna)を記念して造られたスクナ公園が右手にある。公園から南に約100m歩くと左に折れるマッカーサー・ストリートがあり、直ぐ右手にフィジー政府直営の民芸品センターがある。フィジーを代表する民芸品職人による作品が多く、一度は訪れてみたい。ビクトリア・パレードの右手には1904年に建てられた旧市庁舎とスバ図書館があり、旧市庁舎にはレストランなどが入っている。その間を海側に入るとオリンピック・プールがある。50mの本格的な競技用プールで観光客も利用できる。 ここを過ぎて300mほど行くとアルバート公園の手前のスバの政府庁舎がある。夜間にはライトアップされ美しく、1939年に建てられたものだが、見た目には100年以上経過しているように映る。公園から眺める時計搭がスバの象徴となっている。この公園でビクトリア・パレードがクイーン・エリザベス・ドライブと名前を変える。新しい道の始まりは、熱帯の花々が競って咲き乱れる市民の憩いの場サーストン・ガーデンがあり、その東側にフィジー博物館がある。南太平洋観光協会(South Pacific Tourism Organisation, TEL:330-4177) ビクトリア・パレードとロータス・ストリート(Lotus St.)の角にあるFNPFプラザ3階にある。フィジーだけでなく南太平洋地域の観光情報が入手できる。URL:http://www.spto.orgフィジー博物館(Fiji Museum, TEL:331-5944) 小さな博物館だが、多彩な展示物から感じられるフィジーの歴史のダイナミックスさは、見る人を魅了せずにはおかない。先住民の出自を探る手がかりとなる陶器類や、ドゥルアと呼ばれる双胴船、人々の習慣を伝える生活用品、武器の展示など幅広く整理されている。入り口に展示された双胴船やカヌーを見ると、ヨーロッパの大航海時代から遥か昔、紀元前16~12世紀に広大な太平洋をドゥルアを駆って植民していった人々の勇敢さ、好奇心には圧倒されるものがある。ここに展示されている双胴博物館横の庭園41

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