フィジーガイドブック
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ツアーがある。遠浅なのでシュノーケル等は満潮前後2時間がお勧め。シンガトカ砂丘(Singatoka Sand Dunes, TEL:652-0243) シンガトカ川の河口に広がる銀色をした砂丘。河口近くにあるクルクル村(Kulukulu)の先から海沿いに長さ約5kmにわたって続く砂丘で、幅は広いところで約1km、西の端は海面から50mほどの高さにもなる。砂丘入り口に管理事務所があり、ここで10ドルを支払う。この砂丘の一角からポリネシア人の祖先と言われるラピタ人の土器が発見されている。入場料はF$10.00で、毎日8:00~17:00営業。車でナンディからシンガトカに約50分走ったところに砂丘管理事務所が右手に見える。タブニの砦 (Tavuni Hill Fort, TEL:987-5959) 史跡として修復されたタブニの砦は、シンガトカ川を約4km遡ったNaroroを過ぎたところにある。砦は周囲が見渡せる高台にあり、シンガトカ川に面して高さ90m写真提供:Tourism Fijiの石灰岩の自然の壁に守られている。伝説によれば18世紀の中頃、トンガの首長が一族の争いを嫌って数人の家人と共にトンガを捨て、カヌーでコロトンゴ村に辿り着き、フィジー人を妻に迎えてタブニに住んだという。このような砦がフィジーのあちこちに存在したが、現在はほとんど残っていない。クラ・エコ・パーク(Kula Eco Park, TEL:650-0505) コロトンゴ村にある、以前バードパークと呼ばれていた公園で、現在は野生動物の保護を目的としている。絶滅が心配されるフィジーのハヤブサの飼育なども行われている。開園時間は10:00から16:30で、入園料は大人がF$50.00、子供がF$25.00。スプラッシュウォータースライドやスプラッシュプールなど別料金でアクティビティも楽しめる。 パシフィック・ハーバーは、コロレブ村を過ぎてスバに向かうコーラル・コーストの東はずれ、シンガトカから約90km、スバから約50kmにあるリゾート地。ビチレブ島の東側への入り口で、ナンディなど西側に比べて山の緑が濃く密集して、雨の降る日が多いことをうかがわせる。パシフィック・ハーバーの名前から大型ヨットなどが寄港する港を思い浮かべるが、ここにはかつてフィジーで一番と言われたゴル33パシフィック・ハーバー

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