で結婚式を行う家族連れも少なくない。 フィジーには先住民であるフィジー人と移民のインド系(インドフィジアン)から構成されている。フィジー人の主食は、キャッサバやタロイモなどの炭水化物中心で、肉や魚をココナッツで味付けしている。インド系の家庭では、カレー中心でさまざまな種類がある。街にはファストフードや外食産業も増えてきている。●伝統料理 主なものはロロ(Lolo)とココンダ(Kokoda)、ロボ(Lovo)料理などである。ロロ料理のロロはココナッツ・ミルクのこと。魚や野菜をココナッツ・ミルクで煮たり、あるいは炒めた豚肉や牛肉をココナッツ・ミルクで煮たタロイモの葉で包んだもので、一般家庭の食卓によくあがる。ホテルのビュッフェでも食べられる。 ココンダ料理はフィジー風刺身として日本でも紹介されている。分かりやすく言えココンダば、刺身をココナッツ・ミルクとライム・ジュースでマリネしたもので、さっぱりしている。 ロボ料理は地中に掘った穴(ロボ)にバナナの葉を敷きつめて豚肉や鶏肉、魚、タロイモなどを入れ、その上にバナナの葉を被せ、さらに熱く焼いた石を乗せて3~4時間かけて蒸し焼きにしたもの。南太平洋の代表的な料理で、ポリネシアではウム料理と呼ぶことが多い。19フィジーの食事情
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