所々で見ることができる、美しいハイビスカスに使われていた熱帯特有のシダもある。 食用植物してはタピオカ(キャッサバ)やダロ(タロ芋)、ブレッドフルーツが主要産物である。特に、ダロには多くのたんぱく質が含まれており、また種類も多いのでフィジーの人々の貴重な栽培植物である。バナナやパパイヤ、マンゴーも豊富。なお、南の国の象徴となっているハイビスカスは、19世紀にアフリカから輸入されたものである。●動物 フィジー特有のものとしてはフルーツバット(コウモリの一種)があるが、犬や豚などの家畜類はすべて先史時代の移住者やヨーロッパ人によって持ち込まれたものである。 フィジーの動物相の豊かさは何と言っても海中にある。数百種のサンゴや1,000種類以上の魚たちがダイバーを楽しませてくれる。サンゴの他にも軟体動物やヒトデ、ナマコ、ウニなどの無脊椎動物が想像を絶する姿を見せる。魚類もカラフルであり、水中撮影の人気者バタフライフィッシュやエンゼルフィッシュ、イソギンチャンクと共生するアネモネフィッシュ、刺で自分を守るライオンフィッシュ(カサゴの一種)はその美しい刺に毒を隠している。外洋では、マグロやバラクーダ(大型カマスの一種)の他にサメやマンタなどもフィジーを訪れるダイバーに人気がある。 フィジーは、全土を通じて年間平均気温約25℃と気候に恵まれているが、ベストシーズンは乾季である5月~11月、中心となるビチレブ島では、ナンディのある西側と、首都スバのある東側では気候が異なり、12月~4月は西側より特に東側に雨が多い。●観光情報の入手①フィジー政府観光局: http://www.fiji.travel/②FijiVillage.com: http://fijivillage.com/③フィジーエアウェイズ: https://www.fijiairways.com/en-us/④サウスパシフィックオセアニア: E-MAIL:info@spofj.com TEL:672-6200 FAX:672-6411⑤H.I.S.フィジー:www.hisfiji.com●フィジーへの航空路 日本からフィジーへはフィジー・エアウェイズ(FJ)が成田~ナンディ間の直行便を週2便火、金曜日に運行している。(繁忙期などは週3便出ている。)所要時間は約8時間30分。他にもキャセイパシフィック(CX)の香港経由や大韓航空(KE)の11フィジー旅行の一般情報
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