太平洋島嶼国エネルギー等事情調査報告書
148/182

表 11-7 開発課題2-1 環境保全 表 11-8 開発課題2-2気候変動対策 表 11-9 関連ODA案件プログラム 134 プロジェクト イバイ島太陽光発電システム整備計画 太平洋地域ハイブリッド発電システム導入プロジェクト 出所:JICAウェブサイトを参照し受託者作成 案件概要 無償資金協力としてイバイ島に太陽光発電システム整備を行うプロジェクト。これにより、事業完成3年後には太陽光による発電能力が600キロワットに達すると見込まれ、その結果としてディーゼル燃料の消費量は年間約3,000キロリットル削減できる見通しである。 フィジー共和国を拠点とし、キリバス、ツバル、FSM、RMIを対象に、島嶼型ハイブリッド発電システム技術331の普及を支援し、太平洋島嶼国の化石燃料使用量およびGHGの削減を目指すプロジェクト。 331 一般的にディーゼル発電、太陽光発電、水力発電、風力発電等の様々な発電形態の中で、それぞれのメリット出所:外務省(2021) 対マーシャル諸島共和国事業展開計画(2021年4月) 出所:同上 2022年7月時点で実施されている上記のODA案件で、エネルギーおよび脱炭素分野に特に関係するプロジェクトは、「イバイ島太陽光発電システム整備計画」と「大洋州地域ハイブリッド発電システム導入プロジェクト」である。それぞれのプロジェクトの概要は以下のとおりである。 を考えて2つ以上の発電方式を組み合わせて行う発電形態のこと。

元のページ  ../index.html#148

このブックを見る