太平洋島嶼国エネルギー等事情調査報告書
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表 7-6 国際機関の取り組み 7.2.2. 国際機関の取り組み サモア独立国における各国際機関の取り組みは以下のとおりである。 表 7-7 2023年以降も継続する国際機関の取り組み 2025年) WB GCF 83 上記「国際機関の取り組み」において、2023年以降も継続する取り組みの概要は以下のとおりである。 ンド 国際機関 緩和/適応 プロジェクト ADB 緩和 適応 緩和 適応 緩和 適応 国際機関 ADB プロジェクト 太平洋地域金融ファシリティ設立準備(2021年~現在) 太平洋再生可能エネルギープログラム(2019年~現在) が気候変動開発援助として拠出しているNZD3億の一部が支援され、対象国にサモア独立国も含まれる203。また2022年から2025年までにNZD13億が助成金ベースの気候変動ファイナンスに投資され、うち1/2が太平洋島嶼国の支援に活用される204。 現在のプログラムステータスは承認済みの段階)) 年)205 在) 理(2017年~2023年) 概要 サモア独立国、ソロモン諸島、FSM、キリバス、RMI、ツバルおよびバヌアツ共和国において、特に低所得層や女性の借り手に対して安価なクリーンエネルギー分野の融資を行うための金融ファシリティ設立を目指し、USD1,500万のグラント(ファシリティ)が各国の開発銀行に提供される207。 サモア独立国を含む太平洋島嶼国の再エネ事業への民間投資の制約を克服するために、融資、保証、信用状などの資金支援を行うプログラムである(2022年現在のプログラムステータスは承認済みの段階)208。 • 太平洋地域金融ファシリティ設立準備(2021年~現在) • 太平洋再生可能エネルギープログラム(実施年:2019年~(2022年• サモア独立国太陽光発電開発プロジェクト(実施年:2017年~2018• フローティングソーラープラスプロジェクト準備(2020年~現在) • 陸上輸送セクター開発プロジェクト(2021年~現在) • 太平洋地域における気候変動に強い投資経路拡大支援(2020年~現• - • サモア独立国第2次復興・強靭化政策運用(2022年~現在) • 道路アクセス強化プロジェクト 追加融資(2018年~現在) • サモア独立国農水産物生産性・マーケティングプロジェクト(SAFPROM)(2019年~現在) • サモア独立国気候変動に強い交通プロジェクト(2018年~現在) • 太平洋諸島における再生可能エネルギー投資プログラム(2016年~2021年)206 • ヴァイシガノ川流域の気候変動に対する耐性強化に向けた統合洪水管203 https://www.mfat.govt.nz/jp/environment/climate-change/supporting-our-region/the-climate-change-programme/ 204 https://www.mfat.govt.nz/en/environment/climate-change/supporting-our-region/ 205 https://www.adb.org/projects/49339-001/main 206 https://www.greenclimate.fund/project/fp036 207 ADB (2021) Technical Assistance Report - Preparing the Pacific Regional Financing Facility 208 https://www.adb.org/projects/52329-001/main

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