トンガガイドブック
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11に全店舗休みだが、レストランやタクシー会社の一部とホテル内のカフェやラウンジは許可を得て営業している。●写真撮影 トンガ人を撮影する場合は必要に応じて本人の許可を取ること。殆どの人は喜んで被写体になってくれる。SNS等を通じて 写真を送ってくれと頼まれることも多いので、帰国後には忘れずに送ってあげたい。●料理と食材 沖縄と気候条件の似ているトンガでは、肉料理は牛、豚、鶏、羊、馬を、魚と魚介類は、マグロ、カツオ、カジキマグロ、鯛、ハタ、太刀魚、鯖、シイラ、ハリセンボン、ウニ、アサリ、赤貝、タコ、イカ、ロブスター、マングローブ蟹、海ブドウなどを食し、近年は、モズクも生産販売されているので、日本人には馴染みやすい。 主食は、タロ芋、ヤム芋、キャッサバ、紫芋、さつま芋などの芋類が主。またメイ(通称:ブレッドフルーツ)というパンによく似た食感の木の実も庭によく植えられ食されている。野菜は、元々あまり食べないが、在住外国人の需要に応える形で、市場では、トンガの伝統舞踊を披露する少女たち国産と輸入品の野菜の種類が増えてきた。 果物は、ココナッツ、バナナ、パパイヤ、スイカ、マンゴー、パイナップル、レモンなどを産出して食する。リンゴやオレンジ、キウイ、柿、梨は輸入されている。 ちなみに、輸出品としては、魚の他、カボチャやスイカ、キャッサバなどがある。●特産品 希少性の高いモノやお土産品としては、ノニ・フルーツから生産されるノニ・ジュース、香料の原料であるバニラ・ビーンズ、ココナッツ・オイル、コーヒー豆、植物の根から採れるカバ、モリンガ、ナマコ、サンゴ、マヴェ真珠、鯨の骨や歯の細工品、木工彫刻、木の皮をなめしたタパのアート工芸品、植物の葉を乾燥させて編んだ籠やバッグや団扇、シェルのアクセサリーなどがある。輸出もされている。 祝い事の際には、子豚の丸焼きやウム料理(タロ芋の葉で缶入コンビーフや塩漬け牛肉、玉ねぎとココナッツミルクをくるんだ石焼き料理)にオタイカ(生魚のぶつ切りと野菜をココナッツミルクに浸したもの)が出される。リゾートホテルのディナーノニ・フルーツと花 /メイ(ブレッドフルーツ)/ 紫芋

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