●ケネディ島 ギゾからボートで40分ほどのところにある島で、太平洋戦争中に故ケネディ米大統領が艦長だったPTボートが日本の駆逐艦と衝突し沈没した地点から泳いでたどり着いた島として有名。周辺にはスノーケリングを楽しめる美しいサンゴが広がっている。 ガダルカナル島の北西に位置するセントラル州は、州都ツラギを含むフロリダ諸島(別名ゲラ)、その西に浮かぶサボ島、さらに40km西に位置するラッセル諸島で構成される。日帰りが可能なツラギ、サボ(18ページ「アクティビティ」参照)以外の島にも、小さなロッジが点在している。●SavoSunsetLodge (電話7468705) サボ島西側に位置し、美しい夕陽を堪能できるロッジ。元首相のアラン・ケマケザ氏が経営している。ホニアラ市内のホテルとの送迎サービスがあり、島ではドルフィンスイム、火山ツアー、滝散策ツアー、ビレッジツアーなども可能。サボ島をじっくり楽しみたい旅行者におすすめ。●RoderickBayBeachBungalow (電話7484172) ホニアラからボートで1時間半、ゲラ島西側美しいサンドフライ航路にある静かな隠れ家。2000年に座礁した難破船「ワールド・ディスカバラー号」が横たわり、絶好のスノーケルポイントになっている。サップ、カヌーやジップライン、ビレッジツアーなども楽しめる。 人口密度が低く、圧倒的な熱帯雨林が広がる島。スアバナオ(Suavanao)空港からボートで10分のPapatura Island Retreatは豪州からのサーファーで賑わう。 スアバナオからスピードボートで西に3時間ほど行ったイザベル州最西端に、カメの聖地として世界的に名高いアナボン諸島がある。ここでは地元レンジャーが無人島に泊まり込んで自然保護に取り組んでおり、旅行者もレンジャーとともにカメの産卵を観察することができる。●アナボン諸島(ArnavonIslands) 簡素ながら、島内に宿泊施設はある。訪問希望者は、「Arnavon Islands」で検索すると、保護活動の内容など詳細が確認できる。 国内でもっとも人口が多いマライタ島と周辺の島々から成る。マライタ島北部ラウの人々は、手作業でラグーンに石を積んで人工島を作り、世界でも例のない、海上に住むことで知られている。また、州都アウキの南に位置するランガランガには、古来交換財や装飾品として使われてきたシェルマネー(貝で作った貨幣)を今も作り続ける村があり、見学も可能となっている。ホニアラからは州都アウキに国内線が飛んで26セントラル州とツラギ、サボイザベル州マライタ州
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