ソロモンガイドブック
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クニック用だが、弁当やバーベキューセット持参でこうしたビーチでのんびりするのも一興。ボネギ・ビーチでは、日本の輸送船「鬼怒川丸」の残骸を目にすることができる。●戦跡ツアー ホニアラを中心に、ガダルカナル島北西部には数多くの戦跡が残されており、日帰りでこれらの戦跡を訪れることができる(22ページ〜を参照)。●サボ島ツアー ガダルカナル島の北西のサボ島では、火山や温泉、地熱を利用して巣を作る野生のツカツクリ鑑賞、地元の村を訪れるツアーなどが可能となっており、最短だと日帰りでコースを組むことができる。また、沖合には高い確率で野生のイルカと遭遇できるポイントがあり、イルカと泳ぐボートツアーも可能。●ツラギツアー ホニアラからスピードボートで片道約1時間(海の状況次第)ほどで、戦前まで植民地政庁が置かれていたツラギ(セントラル州の州都)に到着する。車もほとんど走っていないのんびりとしたツラギの街では、植民地時代にノミと槌だけで現地人が岩を削って作った「ソロモン版青の洞門」や、今なお岩に残るツラギ攻防戦の弾痕などを見ることができる。ツラギの沖には日本軍が水上機の基地としたガブツ島(Gavutu)とタナンボコ島(Tanambogo)があり、さらに入り江をボートで30分ほど行くと、マングローブに覆われた「トウキョウ・ベイ」と呼ばれる湾で駆逐艦「菊月」の船影を見ることができる。●ゴルフ 中心部から車で20分ほど行ったベティカマ地区に、ソロモン諸島唯一のゴルフ場「ホニアラ・ゴルフ・クラブ」(18ホール)がある。会員制だがビジターの利用も可能。メンダナホテルなど一部ホテルではゴルフクラブセットの貸し出しも行っている。18

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