サモアガイドブック
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54メイン・サウス・コースト・ロードMain South Coast Road サレロロガから西に向かうとタフア半島があり、タフア雨林保護区になっている。この地区は、サモアでもっとも簡単に入っていける場所にあり、半島の先端は溶岩海岸になっている。海岸はピクニックエリアになっており、泳ぐことはできるが流れが早いことで知られている。半島を過ぎるとパラウリ村(Palauli)に出る。ここから古代遺跡ストーン・ピラミッドが発見された。 メイン・サウス・コースト・ロードは、サレロロガからサバイイ島の西の山裾をまわってアサウ村まで約80km、北回りでもロード沿いにある。時間があるなら、自然の猛威の遺産を見学するのもよいのでは。毎日開いており、料金は大人10タラ/人、11才以下5タラ/人。アロファアガの潮吹き穴Aloffaaga Blowholes 島の南側ほぼ中央にあるタガの海岸で見られる、サモアで最も印象的であり世界的に知られている自然現象である。黒い溶岩で被われた海岸の、波に侵食された穴に打ち寄せる大波が、岩の隙間から空に向かって数10mの豪快な水柱を立てる。入場料10タラ/人。ストーン・ピラミッドStone Pyramid [=Tia Seu Ancient Mound] ポリネシア最大の9世紀頃の建造物で、縦50m、横61m、高さ12mの巨大な石造りの台形で、宗教的儀式に使われたらしほぼ同じ距離である。アロファアガの展望台潮吹き穴

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