51ファレアルポ雨林保護区 サバイイ島はサモア諸島最大の島であり、ニュージーランド、ハワイを除くポリネシア最大の島でもある。ウポル島から18kmの海峡を挟んだ西に位置し、島の内部は手付かずの原生林があり、活発な火山活動で流出した溶岩原が広がる。それだけに伝統的な生活様式が現在に引き継がれており、島を訪れる人々に深い印象を与えずにはおかない。 サバイイ島は面積1,700k㎡で人口は約50,000人、ウポル島に比べて高い山が多く、海岸の起伏も激しい。島は東西に火山が連なっており、最高峰は標高1,858mのシリシリ山(Mt.Silisili)で、ほかに1,000m級の山が5峰ある。島の北側には比較的新しい溶岩原があるが、これは1760年にアフィ山(Mt.Afi)が噴火したもので、東側は1905年から11 年にかけてのマタバヌ山(Mt.Matavanu)の噴火によるものである。サバイイ島サバイイ島
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