15アピアの一般事情 サモアの中心でサバイイ島に次ぐ面積をもつウポル島には、全人口の80~85%が生活している。ウポル島はホラ貝のような形をしており、東西が72km、南北が24kmほどで面積は1,115k㎡、島の内部は未開の熱帯雨林に覆われており、中心には標高1,116mの最高峰フィト山がある。緑に囲まれた島の中心部と変化に富んだ海岸線、ウポル島の人々は、そのほとんどが海岸沿いに住んで昔ながらの生活様式を守り通している。2009年の地震による津波以降、少し内陸部に移住も増え、中央の山地にも村があるが、それは数えるほどしかない。 首都アピアは、サモアの空の玄関口ファレオロ国際空港から車で東に約40~50分、島の北部中央にある。人口は36,000人ほどで、サモアで唯一の都会的な雰囲気を感じさせる街である。●道路と交通事情 ウポル島はアピアを中心に道路網が整備されている。空港から市内への交通機関は次のようなものがある。・バス 空港シャトルバスの提供はすでにないようだ。トラックを改造したカラフルなバスも利用できるが、海外からの航空便は早朝に到着することが多いので、ホテルからの送迎バスかタクシーを利用することをお勧めする。バスを利用する場合は、荷物を持って通りまで出る。 なお、市内でバスを利用する場合、料金は安いが、運行時間が一定していないウポル島と首都アピア
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