ミクロネシアガイドブック
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42アクティビティ●島内観光 ナンマドールとケプロイの滝へ行くツアーが一般的で、ほとんどのホテル、ツアーサービスが催行している。いずれのツアーも所要時間は5〜6時間ほどである。 戦跡ツアーは、旧日本軍の防衛拠点となったソケースマウンテンとランガル島、ドロプロプルを訪れるものがある。ランガル島の基地は米軍の爆撃によってほとんど破壊されたが、戦後修復されて1970年まで、ポンペイ空港として利用されていた。●ダイビング ポンペイでのダイビングの特徴は、マンタが高い確率で見られること。特にブラックマンタと呼ばれる腹部が黒いマンタは、ポンペイ以外ではあまり見られない珍しいもの。 ポンペイ島をぐるりと囲むバリアリーフの水路のほかにも、ボートで1〜2時間ほどにあるアンツ環礁とパキン環礁は見逃せないダイビングスポット。アンツ環礁では回遊魚が多く見られ、パキン環礁はサンゴの種類が豊富なことなど、海洋生物の宝庫として知られている。10月から2月には偏西風が強いため環礁行きのボートを出せないことが多いので注意。マンタロードManta Road 12月から5月にかけて、特に高い確率でマンタを見られることで人気がある。ポイントは、水深15〜18mほどにある砂地に点在するクリーニングステーション。ここはマンタが体についた寄生虫などを小魚に掃除してもらう場所である。多いときには一度に20匹ものマンタに出会える事もある。パリキール水路Palikir Channel サンゴ礁の切れ目で行うダイビングの代表ポイントで、ギンガメアジやバラクーダ、小型のサメの群れなどが見られる。●ダイブショップケニーズKenny's IncTel:320-1663E-mail:kennykmpni@mail.fmクラブパレオClub PareoTel:320-1498E-mail:pareo@club-circle.net●現地手配旅行会社ポンペイオーシャンクルーズPohnpei Ocean Cruise 担当 藤田和裕 Tel:691-320-3397 携帯:691-922-4444E-mail:poc@mail.fm●シュノーケリング コロニアからボートで20分ほど行くとコバルトブルーの海が広がっている。透明度が高く、どこででもシュノーケリングが楽しめ、美しいサンゴや海洋生物が見られる。

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