マーシャル諸島ガイドブック
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代表的な魚の種類31水着は集合時までに下に着ておく方が良い。シュノーケルセットのレンタルはないので、現地で購入もしくは日本からの持参するのがよい。 ボートで環礁の中を約20分で、美しいビーチが広がる無人島へ到着する。泳ぎたい時に泳ぎ、お腹がすいたら各自ランチを取る。全く気ままな南の島の旅であることを実感するだろう。●気をつけたいこと まず自分の体力に合せて泳ぐこと。つい時間を忘れ、いつまでも海に入っていたい気分になるだろうが、適度な休憩を取ることも大切。また、シュノーケルに夢中になると、ずっと下を向いたまま水面を漂うことになるので、天気の良い日はもちろん、曇りの日でも背中が日焼けを超えてヤケド状態になってしまうこともあるので、日焼け対策をしっかりとしておくこと。なお、Tシャツを着たまま泳ぐ人も多い。 マーシャルの海は今日も原生の姿を残している大変貴重な存在であり、大切な観光資源。その海の環境を壊してしまわないような心がけも必要である。マーシャルの海では餌付けが禁止されているので、食べ物などを海に持ち込まないこと。サンゴは一見、石のように見えるので、触ったり、踏んだりして壊さないよう十分気をつけたい。 マーシャル諸島ではシュノーケリングでも多くの魚種に出会えるが、その代表的な種類には次のようなものがある。●スリーバンデッドアネモネフィッシュ マーシャル諸島にしか生息していないと言われるクマノミの仲間。体の3本線が特徴。アネモネ島には、シュノーケリングで見られる場所がある。●ダスキーアネモネフィッシュ ミクロネシア地域に生息しているクマノミの仲間。オレンジ色の体色に黒い腹と首筋に一本の白線が特徴。礁湖内の浅場で、見られる。●クジャクスズメダイ 体長5cm前後の青色の体色をした、水中では一際目立つ魚。主に礁湖内で見られる。群れをなして、サンゴの上を泳いでいる。ソラスズメダイに似ている。

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