ジャルート環礁 クワジェリン環礁は世界最大(130キロ×50キロ)の環礁で、マーシャル諸島国内では第二の都市となっている。クワジェリン環礁には米軍基地や飛行場のあるクワジェリン島、地元の人達が住むイバイ島などあわせて97のサンゴ島が集まっている。 アメリカの戦略防衛構想に絡み、カリフォルニアの空軍基地からこのクワジェリン環礁を目掛けて、弾道ミサイルを発射し、28水爆実験で3つの島が吹き飛ばされたブラボーショットクワジェリン環礁Kwajalein Atoll迎撃をする実験場に使用されている。この影響で、クワジェリン島には3,000人のアメリカ軍関係者および家族が居住しており、一般人の訪問は許可されていない。 クワジェリン島の北5キロにあるイバイ島には一般人も立ち入りができ、宿泊施設も幾つかあるが、観光となるものは特にない。 Hotel Ebeye 625-3230 マジュロ南西約150キロにある環礁で、ドイツの統治時代には主島ジャボールをコプラ貿易の拠点とし、後には総督府を置いた。日本の統治時代にもそのままマーシャル諸島の首都と定め、また漁業の拠点とした。 2001年から地元の団体が自然保護と観光化への運動を活発に行い、海鳥や亀の産卵場などの自然保護区を設けた。 マングローブ林に囲まれた環礁は、日本Jaluit Atoll空から見るジャルート環礁
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