太平洋島嶼国投資ガイド
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表52 Papua New Guinea Vision 2050で掲げる主要目標 を策2011年 2011年12月、最高裁判所がオニール首相選出プロセスを違憲と判断、ソマレ首相の復帰を指示。ソマレ氏側、オニール氏側いずれもが正統な政府であることを2012年 2012年7月に総選挙が行われ、オニール首相が党首を務める人民国民会議党(PNC)が最大議席を獲得。 2012年8月、オニール首相が議会の圧倒的多数の支持を得て首相に再選された。 2017年 2017年6月から7月の総選挙においては、オニール首相率いる与党連合が大幅に議席を減らしたものの、過半数を維持し、オニール首相が賛成多数で再選。その後野党からの合流が続き、2019年4月まで安定した政権を運営。 2019年 2019年4月末頃から、オニール首相に不満を持つ閣僚を含む国会議員の与党からの離脱や内閣不信任案の提出等により、内政状況が不安定化した。5月下旬、更に多数の国会議員が与党を離脱したことを受け、オニール首相が辞任を表明、首相選出の投票が行われ、マラペ前金融相が首相に選出された。 2022年8月、マラペ首相が再選された。 2022年 (出所)日本国外務省ウェブサイト(参照日:2022年10月25日) ④ 経済状況 PNGは2050 年を目標年とした長期開発計画として、Papua New Guinea Vision 2050162ž 人的資本開発、ジェンダー、若者、人々のエンパワーメント ž 富の創出 ž 制度構築とサービス提供 ž 安全保障と国際関係 ž 環境サステイナビリティと気候変動 ž 精神的・文化的・地域的発展 ž 戦略的計画、統合、管理 (出所)Papua New Guinea Vision 2050 に選出され、野党であったPNG党のナマ党首が副首相に就任し、オニール内閣が発足した。 主張していたが、実質的に政府として機能しているのはオニール政権であり、議会、行政機関についてもオニール政権の下で機能していた。 定し、以下の主要目標を達成することに注力することを掲げている。 74 162 https://png-data.sprep.org/dataset/papua-new-guinea-vision-2050

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